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今後ステータス取得を目指す方 ANAダイヤモンドとプラチナサービス あなたはどちらを目指しますか?

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ANAより丁寧にも励まし?催促?のメールをいただきました。私自身、大きな目的もなく、ほぼ成り行きでダイヤ修行まですることになったのですが、初めてSFC・ダイヤ修行を目指している方に向けてプラチナとダイヤの違いを明確にすれば目指すステータスの方向性が見えてくると思い記事にしてみました。

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自身の経緯について

2017年1月よりSFC取得に向けて当時貯めていた30万マイルを元でに修行が始まりました。クワラルンプール発券のANAビジネスとエアチャイナビジネスクラスを掛け合わせたルートは今でも通じる効率の良い戦略です。

 

しかし、会社員であるがゆえに、3月決算の急な仕事も入り結局5月にSFC解脱に至りました。

その後は、プライベート旅行を少しだけ楽しんだ訳ですが、海外含めてスターアライアンスを利用したため、プレミアムポイントが70,000ポイントと中途半端に貯まりました。

 

そこで、どうせならダイヤまで到達しようと言う単純な思いから修行に突入にすることになりました。

また、プラチナになるとマイル増加率が95%と平会員時よりマイルが貯まるようになったことも理由かも知れません。

 

しかし、航空券は11月以降にならないと値は下がりません。無尽蔵にマイルを貯めるほどの実力はないので、ダイヤ修行は11月からと決めた次第です。

※修行開始される方で、出来るだけ早く達成を望まれるなら、航空券が最安値になる1月~3月がベストです。4月以降、繁忙期に入ると価格は上昇することを頭にいれておいた方が良さそうです。

 

 各ステータスに必要なプレミアムポイント数

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2018年各ステータスを目指している方はご存知だとは思います。SFC(プラチナ)取得にはその年の1月1日~12月31日までに取得したプレミアムポイントが最低50,000ポイント(内、ANA25,000ポイント以上)ダイヤ取得には最低100,000ポイント(内、ANA50,000ポイント以上)が必要です。

 

※ここで少し注意したいのは、格安海外航空会社(スターアライアンス加盟)便でいくらポイントを稼いでも、ANA便で各目標ステータスの50%はポイントを取得しなければならないことです。ドメ線(国内線)だけで修行される方は気にすることもありませんが、費用を抑える目的で海外航空会社を利用される方は注意が必要です。 

 

ダイヤとプラチナステータス サービスの違いについて

私自身、恩恵の違いについて完璧に理解している訳ではありません。来年より修行を予定されるあなたはどうですか?ダイヤまで到達する必要性があるのか、ないのか?ここでもう一度、主なサービスの違いについて調べてみたいと思います。

フライトボーナスマイル

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上図はANAゴールドカード・カードプレミアムを持ってる場合ですが、プラチナとの差は25%になります。

仮にプラチナで950マイル付与されたなら、ダイヤでは1,200マイル。250マイル差です。これが片道とすると往復なら500マイルの差になるので侮れませんね。

 

修行後も飛行機に乗る回数が多いなら、ダイヤはマイルを貯める手段としても大きな力を発揮します。

 

しかも、ダイヤはステータスが続く限り、マイルの有効期限がありません。通常、3年ですから、陸マイルも含めて大量にマイルを持ってる方にとってはメリットは大です。

国内線予約の先行受付

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先行予約では、繁忙期に威力を発揮します。搭乗予定日が決まってるなら、誰よりも先に予約できるので「満席」で予約がとれないことはないはずです。

 

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そして、座席枠が一番広いので気に入った席を確保できる面でも有利です。特に同行者がいる場合は、プラチナより枠が広いので気に入った席の並び席を確保しやすくなります。

国際線特典航空券の優先予約

SFC取得される理由の中で重要度の高いのは、国際線特典航空券の発券ではないでしょうか。しかし、特典航空券をいかに有効に使えるかは、優先予約に関わります。いくら早くから予約を入れようとしても、優先されるのはダイヤ ⇒ プラチナ ⇒ ブロンズ ⇒ 平会員の順番です。

 

特に人気路線、例えばハワイ線などは1年前からの予約でも取りずらいのが現状です。誰もが予約を入れたい連休に特典航空券を利用した旅行を望むなら、上位のステータスを目指す必要があります。

 

ダイヤならメンバー及び同行者の予約も優先されます。これ、結構重要度の高いメリットですよね。 

 

また、ダイヤに限っては「ダイヤモンドサービス」ディスクで国際線航空券または、国際線特典航空券の新規発券手数料が同行者共に免除されます。(通常¥2,000税抜きの手数料が発生します)

 

 

ANA SUITE LOUNGEの利用

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SFCを取得すると、ANA便またはスターアライアンス加盟便に乗るとビジネスに乗らなくてもラウンジが利用できることはご存知と思います。

 

以前、ダイヤメンバーに連れられて国内線スイートラウンジに入ったことがあります。でも、ANAラウンジと大きな違いは感じられませんでした。客数が少なくゆったり感が一番の違いくらいです。国内線ラウンジにおいては有意差はそれほど無いと思います。

 

しかし、国際線のラウンジは大きく異なります。特に羽田空港の「ダイニングh」は、他のブロガーが記事にされているように別格です。イメージとしては高級レストランでの食事と変わりません。

 

好きなものを好きなだけオーダーし、その場で調理されるシステムはビジネスラウンジと比べると雲泥の差です。この特権が常に与えられるのはダイヤだけです。

 

海外旅行の前に、係員にエスコートされ並ぶことなく手続きを完了し、ゆったりとした気分で贅沢な食事を取った後に搭乗するって想像しただけでワクワクしませんか?

 

これはSFC(プラチナ)とダイアの差を大きく感じるポイントです。ただし、年1,2度海外へ行かれる方で、どうしてもスイートラウンジを利用されたいなら、ヤフオク等で¥5,000程度で売買されてるスイートラウンジ券を利用するのもひとつの方法だと思います。

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アップグレードポイント付与の差

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一般的にアップグレードポイントは、座席クラスのアップグレードに使います。

SFC取得されると20ポイント。ダイヤ取得で40ポイント付与されます。その差は20ポイントです。ポイントの意味を理解してないとたかが20ポイントなんですが、下記図をご覧ください。

 

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日本人が海外渡航先No1のハワイ・シンガポール等東南アジアならエコノミーからビジネスにアップグレードすると片道8ポイント。往復なら16ポイント必要です。長距離の欧米路線なら往復20ポイントです。

 

この場合、SFCですと何処に行くにも往復ならたった1回でほぼ使い切ってしまいます。しかし、ダイヤならハワイで2.5回。超距離の欧米でも2回利用できます。

 

アップグレードポイントは2親等まで登録すれば利用可能ですから、何処へでも二人で行くことが可能になります。

 

また、次年度もステータス継続されたい方はアップグレードポイントを有効活用されてはいかかでしょう。アップグレード可能な安いエコノミーチケットで欧米、オセアニア路線を購入し、アップグレードポイントでビジネスに乗る方法です。

 

長距離をエコノミーで修行は心身共に疲れますが、ビジネスなら長時間乗っても大丈夫ですよね。ポイントはエコノミーになりますが、1撃で大量にポイントが稼げます。

 

例えば、東京ーニューヨーク間なら片道7,123ポイント。往復14,246ポイントも稼げます。次年度プラチナ継続希望なら一度で約30%弱達成できます。

 

もし、使い切れなかったポイントは1ポイント1000マイルに交換できますから、アップグレードポイントは無駄なく利用できる価値ある特典と言えるでしょう。

 

優先搭乗と手荷物受取の優先

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優先搭乗は、子供連れ、身体に介助が必要な方を除けば、ダイヤ ⇒ プラチナ ⇒ ブロンズ ⇒ 一般客の順番です。国内線なら機材も小さいのでダイヤとプラチナの差は感じることはないでしょう。

 

ただし、国際線なると少し事情は変わります。機材が大きくなり乗客数も多くなると必然的に荷物が出てくる時間が長くなります。

 

大型機材で海外へ行くと荷物が出るまでの時間はステータスで変わります。その点ダイヤなら搭乗クラスに関わらず、FIRST CLASSタグが付きますから、いつでも一番に受け取れます。

 

到着地から移動する場合、急を要するならこのメリットは高いです。何より、荷物が出るのを待つのは時間以上に待たされているように感じるので私的には価値高いサービスです。

 

費用と資金繰りについて

取得費用

SFC修行・ダイヤモンド修行とよく言われますが、贅沢な遊びと言われればそのとおりです。一般的にSFC取得まで約¥50万ダイヤ取得なら¥100万と言われますが、ほぼそのとおりだと思います。

 

もっと、安く取得されたいなら、1年をとおして運賃が安い1月~3月に取得されると、SFC取得されるなら約45万。ダイヤなら約¥90万で取得は可能です。ちなみに私の場合で、SFC取得にかかった費用は約¥45万PP単価にして8.7でした。(全体の80%は国内プレミアクラス・海外ビジネスクラスを利用しての費用)

 

SFCまでなら、さほど頑張らなくても取得できます。私は事情があって5月に連れ込みましたが、3月前半で目標の90%を超えた実績からも可能だと判断します。

 

しかし、3月までにダイヤ取得はかなりハードルは高いですね。そうなるとコストを抑える事も考えると、結局11月~12月に集中して搭乗し、ステータス獲得となります。

 

私の場合、まだ取得には至りませんが、予約発券済なのでダイヤ取得まで約¥95万になりました。

※費用を一番に重視される方は、旅割55等を利用されるともっと費用を抑えることは可能です。

陸マイラーでマイルを貯めるしかない

では、そんな大金どうやって算出するかですが、皆さん同様私も陸マイラーでマイルを貯め、コインに換えることでやり繰りしました。

 

全てをマイルをコインに換えて持ち出し金をゼロにするなら、SFC取得で最低30万マイル。ダイヤなら最低60万マイル必要です。

 

とは言え、私は、2回ほどプライベート旅行も兼ねて海外航空会社を利用したのでダイヤ到達までに現金¥20万ほど持ち出してます。

 

それとダイヤ修行ですが、最初から60万マイルなくても大丈夫です。ステータスが上がるとマイルの獲得が増えるのと、SFC取得後はANAゴールドカードを手にすれば、コイン交換時、一度に5万マイル以上交換すると1.7倍になります。

 

また、陸マイラーなら修行過程中もマイルを獲得していると思います。その3点からSFC取得時に約10万マイル残っていれば、12月までにダイヤ取得を考えた場合、現金を持ち出すことなく取得できるはずです。

 

SFC取得については下記記事を参照ください

 

 

 

まとめ

2018年以降、SFC・ダイヤ修行をされる方に向けて、SFC(プラチナ)とダイヤでサービスの違いを主にまとめました。

 

ステータスは、あなたが求めるサービスによって決めるのが一番です。また、ダイヤ修行に関しては、絶対ダイヤモンドステータスが欲しい!と望んでいる方以外はSFC取得後に再度検討しても間に合います。

 

いづれにしても、ステータス取得は、楽しい大人のお遊びです。勿論、取得すれば質の高いサービスを提供してくれます。最低限のマイルを貯めてスタートすれば、さほどお金をかけることなく、今までにない経験ができる1年となることは間違いありません。

 

あなたにとって修行が素晴らしい経験と思い出になることを祈ります。

 

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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