先日エコノミー席に乗った瞬間、「えっ!この圧迫感はナニ?もしかしてLCCと間違えた?」などとほざいてしまって同僚から窘められました。修行だとか言っておきながら何たる失言!いつの間にか身分を忘れていました・・・
スポンサーリンク
修行僧とは(デジタル大辞泉より引用)
1 悟りを開くために仏の教えを学び、修業に励む僧。
2 俗に、ある目的のために、楽ではない行動をくり返す人のこと。
そうなんです。快適空の旅を続けてると苦行・修行は一切ありません。より早くステータス取得する為にコイン片手に気が付けば、プレミアクラス/ビジネスクラスばかりに乗っている自分に気付きました。
無論、目的はステータス取得ですからどんな手段を使おうが良いのです。手法、手段は自由です。ただ、修行と言う語源からすると少し違うなって気づきました。
私がイメージする修行僧とは
エコノミークラスで海外含めポイントを獲得する為に、5時間以上垂直の座席で平然と耐える人。時刻表と奮闘し綿密な計画の下、一日に何度も飛行機を乗り換えたり、往復する方々なのです。当然、目的地が観光地であっても脇目をふらず、考えることはプレミアムポイントオンリー。一点見つめて不動明王の如く何があっても平然と業をこなす僧なのです。
プレミアム症候群に陥る
以前は誰しも簡単にマイルを貯めることが出来なかったのですが、最近は陸マイラーを代表するように飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることが出来ます。
そのマイルをANAコインにロンダリングします。そしてより楽で簡単にプレミアムポントが貯まるビジネス/プレミアクラスを利用し、時間を短縮しコストパフォーマンスを求めてしまう。
機内では贅沢な食事とCAさんからの丁寧なおもてなし。座席は人に気を使うことなく自由なポジションで身体に負荷などかかるなど皆無なのです。
これを何度も繰り返していると知らぬ間に脳と身体が快楽ウィルスに犯されます。これが俗に言われるプレミアム症候群です。苦笑
陥る原因について(その1)
例えば、大阪から沖縄までは、修行の方がよく使う旅割ですとPP(プレミアムポイントは)は往復2,216PP(75%)。旅作なら1,478PP(50%)しか付きません。
ところが、プレミアム28、プレミアム株主優待割引を利用すると搭乗ポイント(400PP)含め、4,494PP(125%)になるのです。その差は2~3倍にもなります。
この魅力にハマるともう抜け出せません。修行という名のもと、狭い空間で周りのお客に気を使って直立シートで耐えることから完全解放される。最初は贅沢過ぎると心は拒否しても脳と身体はズブズブに犯されるのです。怖いですね~ 苦笑
www.ana.co.jp ※画像引用
陥る原因について(その2)
ただし、問題になるのはお金です。これを解決するのが、ご承知のとおり陸マイルです。飛行機に乗ることなく、普段使用しているクレジットカードでマイルを獲得。それ以上のマイル獲得手段は何と言ってもポイントサイトを利用した100%リターン案件、クレジットカード等の発行し、それを高い交換レートでマイルに変える。
どんな初心者でも年間10万~20万マイルは貯まります。
このマイルをANAコイン(約1.5倍)にすれば修行費用が捻出できます。現金支払いでプレミアクラスに乗るのはかなり勇気がいりますが、ほぼ元手のかかっていないコインなら躊躇なく、プレミアクラス予約ボタンをポチっと押してしまいます。
これが症候群に陥る原因その2なのです! 笑
上手にコインを使いましょう
気軽に使えるコインですが、計画は大切です。路線、季節、時間帯によって運賃はかなり変動しています。PP単価を下げる努力をすれば、より少ないコインで目的を達成できるのではないでしょうか。
でも、一体どの路線に乗れば良いのか分からない方は、Romulus 様のブログ 捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~ の記事を参考にされてはいかがでしょうか?私も参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ちなみに先日行った沖縄は、プレミアクラス利用して往復¥35,000.(PP単価 7.8)でした。よろしければ、下記の記事をご覧ください。
www.norijp.com
まとめ
まだ道半ばなのですが、現在私のプレミアムポイント状況です。ポントのほとんどはプレミアムクラスまたはビジネスクラス。修行僧としては失格です。
こんな楽して目的を達成しようとする私は、もはや修行僧とは言えません!世間ではまだまだエコノミークラスで長距離乗ってポイントを稼いでいる方は沢山いらっしゃいます。それなのに・・・・
よって、今後プレミアクラスに乗ってのポイント稼ぎは修行僧とは名乗らず、エセ修行僧? 非修行僧? 楽僧?・・・いやお気楽なプレ僧と名乗らせていただきます。まぁどうでも良いネーミングですが。笑
でも今後マイルが枯渇したら、修行僧にもどりますよーーー!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !