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機内でのいびきは迷惑になるのか?

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(この記事は2018年10月に更新しました)

国内線(短距離)でのフライトで寝ることはあまりありません。しかし、国際線のように飛行距離が長くなるとフライト時間も増えますし、夜間に乗る確率も高くなります。

 

飛行中、いびきをかくことで周囲の方々が迷惑をかけるのでは?って思い調べてみましたが以外と大丈夫のようです。

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いびきの機序

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いびきは身体が緩むことによって舌の根本部分が落ち込み、空気の通り道(気道)を塞ぎます。

 

全部塞ぐと無呼吸になるのですが、僅かに空気の通り道が空いている時にいびきが発生します。舌の付け根は非常に柔らかい組織で出来ているので、そこに空気が流れると笛と同じ状態になります。その笛がいびきなのです。

 

これについては以前「睡眠時無呼吸」で記事にしましたので気になる方は参考にしてください

 

飛行中の睡眠 あなたは睡眠時無呼吸に陥ってませんか?

 

日本人でいびきをかくのはどんな人?

基本的には首が太くて短い方です。これに該当するのは欧米の方々が多く当てはまります。でも、日本人は少し違います。

 

樽のような欧米型体型は少ないにも関わらずいびきをかきますよね。

 

それは顔の作りにあります。詳しく言えば顎のかたちです。上顎より下顎が下がっている人はいびきをかいやすいのです。

 

要は、歯のかみ合わせで下の歯が上の歯より下がっている方です。こうなると口腔内が狭まってしまい、いびきの原因になり易いのです。

 

もっと分かりやすく言えば、エラが張っていなくて宇宙人のような顔を想像してください。この様な骨格の人が中年になるといびき・無呼吸になる確率が圧倒的に高くなるようです。

 

いびきの音量と機内の音量

では私のそうですが、もし機内でいびきをかいたら周囲の方々の迷惑になるでしょうか?

 

一般的にいびきの音量は50~60dbと言われています。ひどい方になると90~10dbに達する人もいるようです。

 

一方、飛行機自身が発する音量は高く、機内でもおよそ80dbと言われています。よって音量だけで言えば相殺されますので他者には聞こえにくいと思われます。

 

ただし、いびきの周波数は低く、機内で発する周波数は高いので、周波数の違いによっては聞こえてしまう可能性は多少あります。(低い周波数の音は遠くまで達し易いですからね)

 

体位について

長時間のフライトでは常に起きている訳にもいられません。機内映画で時間を潰そうとしたならやがて寝てしまいます。体位によっていびきはどうなるのでしょう?

 

物理的に舌の奥が緩んで空気の通り道を塞ぐのは、上を向いて寝た状態(仰臥位)が一番なり易いと言われています。でも、フルフラットで寝られる方は限られていますよね?! 笑

 

普段いびきで気になる人でフルフラットで寝られる場合は、少し横を向いて寝ると軽減されるようなので試してみたらいかがでしょう。

 

エコミーまたはプレミアエコノミーの席でしたら、寝る角度は130善後ではないでしょうか?そうであるなら、物理的に舌の奥が空気の通り道を塞ぐ可能性は低くなります。

 

よってエコノミークラスに乗る限りにおいてはいびきの可能性は低くなると思います。

 

やっぱりお酒は控えましょう

いびきの原因になるようなことは機内ではやめた方が良いと思います。その中で一番注意したいのは飲酒です。

飲酒は身体を麻痺(弛緩)させ易いのでどうしてもいびきに繋がります。

 

周囲の事を気になる方なら、多量の飲酒は控えておいたほうが間違いないです。同時に睡眠の質を低下させる原因ともなりますので気をつけましょう。

 

睡眠サイクルを利用

睡眠についても知っておくとより良いと思われます。ご存知のとおり睡眠にはサイクルがあります。

約60分から90分の間で浅い眠りから始まって深い眠り。そして夢を見る時間を1セットとして繰り返しています。

 

中途半端な時間で目を覚ましてしまうと寝た気がしないとか睡魔が起きても続くことはこのサイクルにも原因があります。

 

上手く睡眠サイクルを利用して寝るとフライト後の活動がより良いものになるので考慮してみるのも一考ではないでしょうか。

 

無呼吸治療装置(CPAP)は機内で使用できる?

それでも機内でいびき、無呼吸が気になる方でCPAPを利用したい方は、事前に航空会社に問い合わせた方が良いです。

 

機器は120V~240V対応に対応しているので機内に電源があれば使用可能ですが、航空会社の対応はそれぞれです。

 

また、出入国の手荷物検査で説明できるような書類(何の為の器械なのか?を予め用意するのが無難です。

 

特に、新興国に持ち込む場合は、係員の理解不足で最悪没収されることもあり得るので注意ください。

 

まとめ

普段から大音量のいびきをかいてしまう方にとっては、長時間のフライトは少し気を遣うかもしませんね。

 

でも、普段軽度ないびきをかく方なら、きっと飛行機自身の騒音で相殺されるはずです。

 

自分自身がいびきについて気になっていたので、色々と調べてみましたが重度でなければ、さほど心配は要らないと思われます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !

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