ANAグループは6/9日にANA及びAJXの2017年8月1日以降の航空券発券に対して燃油サーチャージの値下げを発表しました。
2017/8以降の国際線燃油サーチャージ値下げ
ANAグループ2017年8月1日以降の燃油サーチャージは上図のとおりです。
人気観光地ハワイ線で往復▲¥4,000の値下げ。修行僧御用達のタイ・シンガポール線で▲¥3,000の値下げとなりました。
大きな値下げではありませんが、家族旅行など人数が多くなると馬鹿になりませんね。
燃油サーチャージの改定基準
燃油サーチャージの見直しは2カ月ごとに行われており、今回の改定は2017年4月~5月のシンガポールケシロン価格平均値より決められています。
この平均値は円換算¥6,947となり、上図の価格基準テーブルより金額が適応されています。
今後はどうなる?
出典元 原油価格の推移 - 世界経済のネタ帳
シンガポールケシロン価格は、WTI価格のプラス20ドルで推移しています。現在原油は2016年2月最安値から2017年2月まで上昇した後、僅かながら下がってきています。(月チャートとよる解釈)
この調子で¥6,000を切ってくれば再びサーチャージ料金が無くなる訳ですが、判断できるほど分かり易いチャート図ではないですね。
明らかにWTI価格が60ドルを上回ってくればシンガポールケシロン価格も上昇方向に推移するでしょうが、一時は60ドル近辺で推移ですのではないのでしょうか?
改定燃油サーチャージが適応しない場合もある
8/1よりの改定で航空券購入において注意すべき点を揚げてみました。
今後航空券を購入し出発日が8/1以降であれば燃油サーチャージ値下げの対象になります。
しかし場合によっては反映されない事例も挙げてみました。
例1)出発日が8/1以降にも関わらず、燃油サーチャージ変更日である6/9前に航空券を購入した場合は、今までの燃油サーチャージ料金になってしまいます。
例2)6/9以降に航空券を購入しても7/31までに出発される場合は同じく今までの燃油サーチャージ料金になってしまいます。
特に例1)の方は多いと思います。しかし今更一度キャンセルして再購入するほどの価格差は無いと思いますので諦めるしかありません。
まとめ
燃油サーチャージは利用する側からすると安いに越したことはありません。ただし、今後、「値下げ」情報でこの夏休み以降の旅行客が増えるかも知れません。
旅行計画をされている方でまだ発券してない方は、早めの発券をされた方が良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !