※2018年4月記事更新
SFC修行者ご用達のエアチャイナ 北京ーシンガポール線がB787にリニューアルされてます。
エアチャイナと言えば、とてもリーズナブルな航空会社として有名ですが、如何せん機材が少々古いのが欠点。
ビジネスクラスと言えども昭和の雰囲気を醸し出す懐かしいシートでしたが、もう大丈夫!
ANA、JALに負けない新型シートになり空の旅が快適になりました。
エアチャイナと言えば
エアチャイナ(中国国際航空)は中華人民共和国のナショナルフラッグシップです。日本から東南アジア、欧州、北米とどの国に行くにも一度は中国(主に北京)経由になりますが、航空券は非常に安いのが特徴です。
特にビジネスクラスの価格に魅力があるので、直行便に拘らなければコストパフォーマンスは優れています。
どのくらい安いかと言えば、
例)日本(東京)からシンガポールまで
ANAなら¥337,600になります。
シンガポール航空なら¥282.500 ANAより約16%程度安いですね。
ところが、エアチャイナならなんと¥97,350で行けてしまいます。
ANAの価格の約30%。シンガポール航空の価格の約35%と驚くほど安上がりです。
マイレージ
自社のマイレージサービスはフェニックスマイルになります。しかし、スターアライアンスに加盟しているので、ANAのマイレージに加算することができます。
ビジネスクラの価格が安い上に、大量のマイルとプレミアムポイントを稼ぐことが出来るのでSFC修行僧に人気がある所以です。
その他、キャセイパシフィック航空、ヴァージン・アトランティック航空、はアイアン航空との提携しています。
ちなみに今回利用したマイルとプレミアムポイントは
関空ー北京 1,395マイル
北京ーシンガポール 3,488マイル
往復で10,776マイル(ANAマイレージより1,010マイル加算込み)
プレミアムポイントは 9,766ポイントになりました。
機材が最新に変更された
今までエアチャイナのイメージは、安いけど機材が古いので最新鋭の他社機材と比較すると今一つ。
まぁ、マイルは同じように溜まるし、何と言っても航空券が安いので機材の古さは目をつぶろうってのが本音でした。
しかし、遂にエアチャイナも新鋭機器をシンガポール線にも投入してきました。
機内での変更点はトイレ、照明などいろいろと変わってます。その中、私たちが一番興味を持つのはシードだと思います。
これが結構良くなったので新旧の比較をしてみます。
旧機材
私が乗ったついこの間(2017/2月)までは、この路線はエアバス社製A330-300でした。
利点
・窓4つ分の長さがあり、広さだけで言えばファーストクラス並み
・機内が開放的で広々感じる
・リクライニングはもちろんフルフラット
欠点
・如何せん機材の古さが目立つ。
・開放的がゆえにプライバシーに欠ける
・モニターまでの距離が長く、リモコンが故障している場合がある。
・モニターが小さく解像度も荒いので醜い
・画面操作に世代を感じる
新機材
今回はボーイング社製787-9(新型)に変更されてました。ビジネスクラスの座席数は変わってませんが今はやりの座席です。
利点
・今の時代に合った新しいタイプの座席(新しいので綺麗)
・座席がずれて配置されているのでプライバシーが向上した
・タッチパネル使用の見やすいワイドモニター
・提供されるエンターテイメントが増えた
・身体のホールド感が良くなった
・関節照明、スポット照明が良くなった
欠点
・多少閉塞感がある
・フルフラットにした時に足元が少し狭い
シートに関しては、これにより文句の付け所は無くなりました。非常に快適です。往路は、2本映画を見て過ごしましたが、シートポジションを身体に負担のかからない体形にあった位置にセット出来たので疲労感はほぼありません。
復路は、旅の疲れも手伝いチャンギ空港を離陸した後、フルフラットにした途端寝てしまいました。爆睡ですね。笑 6時間が一瞬で過ぎた感じです。
折角なので今後改善してもらいたい点
機内食
まずは食事ですよね。どの路線を乗っても馴染めません。私だけかと最初思ってましたが、エアチャイナについて書かれているブログを読むと同じ事を言ってますのから間違いないと思います。
写真では美味そうに見えますが、全然いけてません!蟹も寿司も酢がきつ過ぎするし、旨味がなくて残念です。
卵焼きは食べましたが、挫折してその他は箸もつけませんでした。
でも、たまに当たりがあります。これは酢豚なんですが、日本人にも合うような味付けで普通に美味しかったです。その他では定番のおじやはイケてます 笑
機内食は各航空会社が指定した味付けで調理されているそうです。
なので、日本国内で調理された料理であっても指定されたレシピに問題があるのでしょうか?
この点、もう少し検討いただけますと助かります。苦笑
寝具
快適なフルフラットではぐっすりと眠ることが出来ます。この時、提供される上布団(長くて分厚いブランケット?)がやけに重いんです。
羽布団とまでは言いませんが、もう少し軽めして更に快適に睡眠が取れるようにお願いします。
無償提供されるアメニティ
無償で提供されるものにケチを付けて申し訳ありませんが、はっきり言ってチープ過ぎます。
世界経済大国2位を豪語する国のナショナルフラッグシップならもう少しマシなものを提供するか、無理なら提供しない方が良いと思われます。
今後の改善を望みます。笑
まとめ
最新鋭の機材787-9型がシンガポール線にも投入されました。
今までは安さが取り柄でしたが、これでコストパフォーマンスは更に増すことになります。
快適な環境で身体に負担なく空の旅が楽しめます。
50歳を過ぎたおやじ(私的)にはこれなら中距離。いや長距離でもこれなら快適に旅を続けられそうです。
www.norijp.com
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !