ANAの上級会員を目指すと気になるのはラウンジですよね。「ANA LOUNGE」は上級会員でなくても、国内線プレミアムクラスを発券すると利用できますが、「ANA SUITE LOUNGE」は基本ダイヤモンド会員でなければ利用できません。
入りたくても入れないと凄く気になりませんか?なにか凄い敷居が高い気もしてました。そこで国内線での2つのラウンジの違いをみなさんとシェアしてみたいと思います。
ANA SUITE LOUNGE
伊丹空港のANAラウンジは保安検査場を出るとすぐ左にラウンジ入口があります。全く目立たないので気が付かない方もいるかも知れませんね。
あえて目立たぬような門構えはさりげないANAの演出なのでしょうか。上級会員のみを受け入れる隠れ家的な雰囲気ってさりげなくて良いと思います。
逆に、制限区域内、搭乗ゲート側からの入り口はちょっと派手で目立ちます。こちらから入室するとその階にあるのが、「ANA SUITE LOUNGE」。階段を上った先にあるのが、「ANA LOUNGE」となります。やはりゲートに近い場所にスイートラウンジを設けることで優劣をつけているのでしょうか?
ここ伊丹での利用は、裏から入って時を過ごし、搭乗時間が近付くとゲートに近い表から出ていくスタイルが私は好きです。
室内
室内は黒を基調としたシックな造りで豪華さはさほど感じません。ただ、椅子の間隔が広いのでゆったり感はあります。照明も少し暗めで静寂性を高めている気がします。
椅子は革張りで硬くもなく柔らかくもなく座り心地は非常に良いです。サイドテーブルも広いので使い心地は優れています。グラス、カップを置いた上にパソコンを広げても問題ない広さですね。
ただ、伊丹空港はダイヤモンド会員が羽田同様多いので時間帯によっては思っていたより多少混雑する時もあります。
利用客の大半がビジネス客なので致し方ありませんね。
部屋の造りはどの空港のラウンジも大差ありません。この辺りは、ANAラウンジも同様ですね。
伊丹空港のラウンジは外の風景がよくありません。滑走路に面していないので空港ラウンジらしさは少し薄れます。この点、羽田空港は大きなガラスで航空機、滑走路が目の前に見えるので空港の雰囲気は感じやすいですね。
ANAラウンジと最大の違いは、クロワッサンを含めたパンとスープ等軽食が常備されていることではないでしょか。また、お酒の種類も多くワインも常備しています。
クロワッサン、パンと言っても市販されているほど大きくないので皆さん2,3個は皿に取るので直ぐに無くなりますが、そこはスイートラウンジです。とても細やかに軽食の補給をしているので空になることはありません。さすがです。
ANA LOUNGE
こちらは関西国際空港の「ANA LOUNGE」です。比較するには同じ伊丹空港の方がより分かり易いと思ったのですが、写真を取り忘れたのでご容赦ください。でも、雰囲気はほぼ同じです。
見てのとおり、スイートラウンジとの差はあまり無いと思いませんか?ANAラウンジの方が少しだけ明るめであること以外は外観に大きな差はありません。
ただ、圧倒的に利用者は多いので常に混雑している感じは否めません。シーンと静まり返ったラウンジでリラックス出来るのは、出発便の少ない時間帯だけです。
憧れていた方がいらっしゃったら申し訳ありませんが、カードラウンジとの差はそれほど大差ありません。
軽食はありません。お酒はビール、ウィスキー、焼酎など空港によって多少異なりますが、ほぼこんな感じです。 勿論アルコール以外にも、コーヒー・紅茶・ジュース・青汁等多岐に及びます。
スイートラウンジではあまり見かけませんが、朝からビールを飲んでいる方を見かけ易いのはANAラウンジの特徴です。笑
まとめ
特別豪華で何でも揃っている場所でないのは事実です。
それを求めるならやはり国際線のラウンジですね。特に中東、東南アジアに行ってその国のフラッグシップでファーストクラスラウンジならすべてを満たしてくれるはずです。
話は戻りますが、国内ラウンジの門構えから受ける印象は、それでも凄く特別感がありますよね。(私だけ??)妄想したくなる雰囲気は確かにあります。
国内ラウンジの良さは、精神的にリラックスしたり、仕事をする場所ではないかと思います。心を落ち着けたり、ゆったりとするには快適な場所です。
なにより、限られたメンバーだけに許された大人の空間であることは間違いありません。
この場所は、特別感と優越感を感じながら、静かなひと時を過ごす贅沢な場所かも知れません。
ANA SUITE LOUNGE券
上級会員じゃないけど利用してみたいなら「ANA SUITE LOUNGE券」がヤフオク、メルカリで売買されています。1枚5,000円から6,000円程度です。
でも、この券を買ってまで使用するなら国内線の「ANA SUITE LOUNGE」で使うのはメリットがありません。
メリットがあるのは国際線の「ANA SUITE LOUNGE」です。
特に羽田空港の「ダイニングh」は、他のブロガーが記事にされているように別格です。イメージとしては高級レストランでの食事と変わりません。
国内で厳選された食材を使った料理を好きなだけオーダーし、その場で調理される料理を堪能してください。
これなら絶対価値を感じることができます。
入りたくても、誰もが入ることが出来ない空間。それが航空会社のラウンジです。
機会があれば是非一度、ご自身で体験してみてください。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !