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特典航空券がすべてじゃない 会員種別で変わるベストな発券方法

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当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

飛行機の搭乗券を発券するには、特典航空券、コイン(ANA)、現金と様々な方法があります。

それと同時に各航空会社の上級会員と一般会員ではお得な発券方法は異なります。

じゃ、一番安くて価値があるのはどの方法なのか?シュミレーションしながらみなさんとシェアしたいと思います。

 

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まずは、特典航空券利用する場合のマイル数と発券する場合の金額を調べ、マイル単価(1マイル当たりの費用)を算出してみます。

 

特典航空券

 

レギュラーシーズンでの渡航先別発券必要マイル数

 

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※出発地は東京

 

基準になる必要マイル数をレギュラーシーズンとします。特典航空券を発券するのに必要なマイルです。他に、ハイシーズンとローシーズンがあり、マイル数が異なるので気をつけてましょう。

見てのとおりビジネスクラスマイル数は、エコノミークラスの1.6倍から1.7倍のマイル数になります。更にファーストクラスでは倍率が変わりますが、今回は除外します。

 

往復運賃

 

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※出発地は東京

 

一般的に発券した場合にかかる費用を渡航先別に調べてみました。エコノミーとビジネスの価格差は非常に大きく、2.5倍から5倍とかなり違いがあります。基本、日本から遠い国ほど価格差も広がることが分かります。(ニューヨーク 約5倍)

 

ニューヨーク、ロンドンのビジネスクラスは主に商用客をターゲットとしているため、高額になっているのかも知れません。

逆に、ハワイ、シンガポールなど観光客が主となる先はエコノミークラスとビジネスクラスの差は狭ばまります。(ハワイ 2.5倍)

 

マイル単価

 

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各渡航先にかかる費用と発券に必要なマイルより、1マイル当たりにかかる費用を算出したのが上記の表です。

 

マイルを利用した特典航空券を発券する場合、マイル単価が高いほど得になるってことです。

逆に、現金を支払って発券する場合は、マイル単価が低いほうが得になります。

エコノミークラスではシドニーが最も安価で、ハワイ・シンガポールと続きます。ビジネスクラスは、マイル当りの単価はどの路線でも高いのですが、最も高いのががニューヨークですね。

 

※マイルを使った特典航空券を発行する場合、長距離になればなるほど得になります。特に北米、欧州といった長距離線、そしてビジネスクラスは現金で発券すると70万円以上費用が発生するので現金支払いはかなり厳しいですね。

 

この場合、マイルを利用した特別航空券なら、支払不可能な価格帯でも発券可能となるので大いに利用したいところです。

 

 

会員種別とマイルの関係

 

次に会員種別によって発券方法が変わってくるかどうかをコインを元に調べてみます。

 

会員別現金利用での獲得マイル数

 

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獲得出来るマイル数は、会員種別とカードの種類によって異なります。

 

主な渡航先で獲得できるマイルは何マイルなのか?

エコノミークラス・ビジネスクラスに分けて調べてみました。

 

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条件

  • SFCはゴールドカード持ち
  • ダイヤはSFCゴールドカード、継続2年以上
  • 予約はUクラス(70%加算)
  • 支払はコイン

 

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条件

  • SFCはゴールドカード持ち
  • ダイヤはSFCゴールドカード、継続2年以上
  • 予約はCクラス(125%加算)
  • 支払はコイン

 

一般会員に比べて上級会員になればなるほど獲得マイルが大きく変わってくることが分かります。

特にダイヤ会員(継続2年以上)になれば、その差は歴然です。ビジネスクラスを利用してニューヨーク往復するだけで、エコノミークラスでシンガポール往復が0円で可能僅か2000マイル足すとハワイまでも無料で行けることが分かります。

 

 

ダイヤ会員を2年以上継続するのは限られた方になると思いますが、SFCを取得すれば30%獲得マイル数が増えるのでこれは現実的にメリットは高いと思います。

※SFC取得すれば、年会費を払い続ける限りプラチナステータス同等の特典を受けられます。修行までして取得される方が多いのも分かりますね。

 

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会員種別とANA SKYコインの関係

会員別コイン交換率

 

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ANA SKY コインは マイルを1倍から最大1.7倍にコインへ交換することが出来ます

交換マイル数が多くなった場合、上級会員であれば最大1.7倍と効率よくコインへ交換できるのが特徴です。

 

上記をもとに、各渡航先必要なマイルをコインに交換した場合、会員によってどれほど格差が生まれるのかを調べました。

 

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見てのとおり、コイン交換においてもステータスが上がるごとにコイン交換率が高くなります。

人気のハワイ往復に必要な40,000マイルは一般会員で42,000コインに交換できますが、ダイヤ会員では52,500コインにもなりその差は1.25倍。しかしニューヨーク往復では一般会員114,000コインがダイヤ会員になると161,500コインになり、その差は1.42倍。

金額にする¥47,500も差が広がります。

※1コインは1円の価値があります。

 

コインへ交換するには一般会員は損ですね。また、SFCよりステータス持ち(ダイヤ・プラチナ・ブロンズ)のほうが有利ですね。

倍率を上げるには飛行機に乗ってステータスを上げるのがベスト。その他の方法としてANAゴールドカードを発行すれば最大1.6倍まで高まります

 

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コインの価値

 

エコノミークラス利用時の与えれるマイルの価値

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ビジネスクラス利用時の与えれるマイルの価値

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エコノミークラスまたはビジネスクラスをコインで利用した場合、付与されるマイルによっていったいどれほどの価値があるのかを示したので上記表です。

コイン倍率の関係上10,000マイル以下は1倍にしかならず、マイル数とステータスが上がるにつれて付与されるマイルと交換した場合のコイン数に開きが出てコイン価値は高まることになります。

 

例)

ニューヨーク(エコノミー一般会員) 10.352マイル-   13,352円(コイン)

ニューヨーク(ビジネスーダイヤ会員)38,654マイル- 53,654円(コイン)

 

※計算は、コイン倍率を利用して円換算したものです。

 

実質コイン価値

 

 エコノミークラス実質コイン価値(必要マイル+付与マイルを円換算)

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 ビジネスクラス実質コイン価値(必要マイル+付与マイルを円換算)

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付与されたマイルをコインに換え、必要とされるマイルを足して円換算してみました。

上記がマイルをコインに換えた場合の実質的なコイン価値になります。

 

特典航空券とコインではどちらが得か?

 

コインの価値を円換算した結果を踏まえ、特典航空券とコイン利用のどちらが得なのかを会員別に調べてみます。 

 

エコノミークラスの場合 

 

運賃価格

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 エコノミークラス実質コイン価値(必要マイル+付与マイルを円換算)

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 コインを利用した場合のエコノミークラス運賃とコイン価値の差

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運賃価格ー(交換マイル+付与されたマイル(コインへ交換))を表すと上記の表になります。

ちょっとややこしくなりましたが、マイルを特典航空券に変えて利用した方が良いのがマイナス金額で表した渡航先です。

逆にプラス表示金額になればコインを利用した方が得になります。

 

 例外)

SFC(プラチナ含む)、ダイヤ会員においては無料で「プレミアムエコノミー」にアップグレード出来る特典を有します。

 

一般的ですが、エコノミークラスとプレミアムエコノミーの価格差は約10万円になります。ならば10万円以内のマイナスはコインが有利と考えて良いかもしれません。

※ただし、席が空いていたらの話なので、アップグレードは補償されたものではありません。

 

一般会員

全ての渡航先において特典航空券が得になる

SFC会員

シドニー線はコイン利用が得になる。ただし、無償アップグレードが成立すればその他の渡航先もコインが有利である。

ダイヤ会員

北米、欧州路線以外はコイン利用が得になる。
ただし、無料アップグレードがあればすべての路線で得になる。

 

 ビジネスクラスの場合

 

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 ビジネスクラス実質コイン価値(必要マイル+付与マイルを円換算)

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コインを利用した場合のビジネスクラス運賃とコイン価値の差

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エコノミークラス同様にビジネスクラス運賃とコイン価値の差を表したのが上の表です。

 

この場合、すべての渡航先においてマイナス表示となり、特典航空券を発券した方となります

 

一般会員

・全ての渡航先において特典航空券が得になる

SFC会員

・全ての渡航先において特典航空券が得になる

ダイヤ会員

・全ての渡航先において特典航空券が得になる

 

(番外)上級会員継続、ステータス取得希望者の発券方法

 

ステータス維持、ステータス取得希望者 いわゆる修行僧で最も重視しているのは「プレミアムポイント」ですよね。

それにはお金を払って発券するか、コインを利用するしかありません。両者のほとんどは陸マイラーとしてマイルを貯めている方々ですね。

 

SFC取得には50,000プレミアムポイント。ダイヤモンド取得は100,000プレミアムポイント必要です。

ならば、コイン交換率を高めるために、大量マイル(80,000マイル以上)を一度にコインに換えるのが一番ですね。

 

ステータスは無くても「ANAゴールドカード」を手に入れれば、マイルを最大1.6倍のコインに換えることが出来ます。

 

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このコインで発券すると現金で購入したのと同じですから、望む「プレミアムポイント」が貯まります。

 

コインロンダリングして必要経費を抑えることが一番の秘訣です。

 

 

 

まとめ

 

今回は、マイル、コインの価値を金額で表し、どれが得になるのかを調べてみました。

マイルがあれば、全ての路線で特典航空券が得だと思ってました。

 

しかし、ビジネスクラスをコインで利用すると会員の種別に関わらず、特典航空券が得になりますが、エコノミークラスを利用する場合、上級会員ならコインが得となります。

 

コインは現金と同じ扱いになるので、上級会員になるにつれてコインの価値は高まります。

 

ご自身のステータスを考慮に入れた発券で、ワンランク上の旅を楽しみましょう。

 

 

 


 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !

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