最近よく耳にする「おんせん県」大分へプロペラ機に乗って行ってみました。
座席数たった74席しかないコンパクトな機体ですが、機敏性と結構パワフルな飛行は貴重な体験。往路の乗客は少なかったこともあり、まるでチャーターしたプライベートに乗った気分でした。
ラウンジで小腹を満たす
ここ伊丹空港のラウンジは、かなり目立つエンブレムが乗客を迎えてくれます。朝9時を廻ったところなので、多くの乗客は去っていったと思われ、ラウンジ内は本当に静かです。落ち着きますね
朝食を食べる暇なく来たのでお腹空いてます。(笑)
和洋折衷と言いますか品のかけらもありません。結構な品数をいただきましたが、ここのミネストローネスープは私の口に合っているのでいつもお代わり。
利用できるのも今期限りでしょうから良いですよね?!
朝の時間帯なのでさほど客数はいないにも関わらず食材は早く無くなりますが、さっと補充するスタッフの気の使い方はさすがです。
空腹を満たし、食後のコーヒーを飲んでいると思いもしないアナウンスが流れます。
同じ10:25発の福岡便は、雷雨の影響で運行取りやめになったとのこと。
空港に降りれない場合は戻る可能性がありますって言うところから始まるのが普通ですよね? それがいきなり欠航になるってことは・・・
150Km程度しか離れていない大分は大丈夫?!ちょっと焦りましたが、大分行きは定刻どおりとのこと。
携帯で雨雲状況を確認すると、福岡周辺は真っ赤ですが大分はほぼ雲なしです。
ほっとしたことろで搭乗が始まります。
プロペラ機(DHC-Q400)に乗るのは10年ぶり
小型機なので地上を少し歩いてタラップを利用しますが、大したことはありません。わずか5段ほど登れば機内です。
ANAウィングス所有の機体ですが、ANAスタッフが対応してくれます。狭い機内ですから、CAさんとすれ違いの距離も近くなります。アットホームな感じもして普段とは違って新鮮です。
もし満席でもたかが74席です。搭乗アナウンスが始まって5分も経たないうちに全員着席。これが大型機なら20分以上かかるところなので、苛立つことも一切ありません。
今回は2D(非常席)だったので幅の狭さは少し感じますが、前が断然広いのでまったく問題ありません。これなら3時間くらいは大丈夫な気がします。と言ってもおんせん県には1時間ほどしかかからないのですが・・・
離陸する際にかかる重力は、ジェット機よりもGを感じます。プロペラに加えターボが効いてるなってリアルに感じます。スカイラインGT-Rの加速感と同じかなぁって思うは、機体が小さい事も関係あるでしょうね。
とにかく、機敏さを感じるフライトです。ただ、風の影響は受けやすいですね。福岡周辺の雷雨の影響か? 九州に近づくにつれて多少揺れましたが僅かです。
低い高度で飛ぶので地上の風景を期待したのですが、あいにくの曇り空でほぼ景観を楽しめなかったのは残念でした。
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大分空港
足湯
空港到着ロビーには「足湯」があります。無料で利用できるうえに、綺麗なおねえさんがていねいに説明までしてくれます。
大分空港を利用する方は是非お試しください。以外に足の疲れはとれますよ。
展望デッキ
屋上には展望デッキがあります。板張りにした床に白いテーブルと椅子が配置されお洒落なデッキです。晴れていると大分湾が見渡せ、時間つぶしには最適です。
この日は暑くもなく風が吹いていたので心地よく、滑走路も一望できるので飛行機写真マニアにも喜ばれる場所と思われます。
ラウンジくにさき
「大分の豊かな森」をコンセプトとした『ラウンジくにさき』はコンパクトですが、凝った作りになってます。
2017年「おおいた 木の良さを生かした建築賞2017」に入賞した作品でもあるようです。木を使いながらも曲線を生かしたデザインは、他のラウンジには無い良さを感じさせます。
ただ、この日は出発を待つお客で満席に近い状態だったので、本来の良さを知るまでには至りませんでした。
なお、カードラウンジなので飲み物(コーヒー・ジュース類)は無料ですが、アルコール類は有料となってます。
レストラン
食事をされるなら3Fにレストラン街があります。
洋食・和食・寿司・ラーメンとなんでも揃っており雰囲気も良さそうでした。
「すし 宙」で関サバを食べるか、「なな瀬」で大分名物のとり天を食べるか。
店先で悩みましたが、時間の都合で断念したのは少し残念でした。
まとめ
10年ぶりにプロペラ機に乗りましたが、普段乗り慣れているジェット機とはおもむきが変わります。
今回は叶いませんでしたが、飛行高度も低いので機上からの俯瞰も楽しめるのがプロペラ機の良いところではないでしょうか。
また、乗客数に限りがあるので荷物の引き上げも時間はかかりません。特に往路の大分空港では、空港規模も小さいせいか荷物受け取り場所に着いたらすでにターンテーブルに預入荷物が廻ってました。
小型機の良さを再認識できた搭乗でした。
次回は湯布院の食事処をレポートします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !