旅行予約サイトを利用したホテル予約は便利で重宝する優れものですが、場合はよっては最悪の結果を招きます。
今回、自身の入力ミスで大損しました。WEB予約の確定は慎重に行わないと助かりません。 井上尚弥(ボクシング)並みのパワーで旅行予約サイトに瞬殺されました。
経緯
ホテル予約は何時もWEBで行います。今回も何時も利用している旅行予約サイトを利用しようとネット検索すると良い物件を見つけました。
以前から一度は泊まりたい宿が思っていたよりも安い価格を表示してます。「返金不可、キャンセル不可」の条件でしたが、航空券は既に押させているので問題ありません。即効で予約した訳ですが、ここで痛恨のミスを犯しました。
1分もかからず予約完了のメールが着たので開くと、なんと「日付の月」を一ヶ月違えているじゃありませんか! 超マズイ
コールセンターに即連絡
予約完了ボタンを押して2分後。予約完了メールが届いて1分後にコールセンターへ連絡しました。
事情を説明すると、外国人らしき女性担当者が電話対応してくれた訳ですが、会社だけでは判断が出来ないのでホテルへ連絡するからこのまま待ってほしいとのこと。
有料電話でしたが「支払いを済ませた事案」なので待ちます。数分待って帰ってきた回答は、ホテル責任者が不在なのでメールで回答すると言われます。少しでも早く解決したい事案ですが不在では仕方ありません。待つことにしました。
カスタマーサポートからの回答
翌日、不安を感じながらも待っているとメール着信の音が鳴ります。仕事中でしたが速攻内容を確認します。
「日時変更出来る」との文で安心しましたが、次の行「差額分のみをお支払いいただきます」ってどう言うこと??
2度目のコールセンター連絡
「差額分のみをお支払いいただきます」の意味が理解できなかったので速攻再度連絡します。
コールセンター対応担当者は昨日とは違いますが、ケース番号を伝えると内容は分かってもらえたようなので質問をします。
回答は、
1.金額はその都度(日時)で変動する。
2.予約当日と今日では価格が異なり価格差が生じているので日付変更するなら差額を支払ってください。
???交渉してもらえたのはありがたいですが、そもそも間違いに気づき連絡したのは、Webで予約完了して2分後ですよ!
しかも、午後2時ごろに連絡したので、ホテルの時差1時間を考慮すると日付が変わるまでに11時間もあったじゃないですか。
回答に時間がかかって日付が変わり、価格差が生じたのも私の責任ですか???
ビジネスホテル程度の料金ならいざ知らず、それなりのリスクも含めて当初から料金は高額じゃないのですか??
そのあたりを何度も説明しますが、理解してもらえません。あげく「変更不可の予約をホテルの好意で変更してもらったのにそれ以上を求めますか??」
言われればそのとおりですよね。泣
差額は高額
確かに私のミスが事の発端です。差額を払えば済む事なんでしょうが、その差額が問題なんです。
たった2泊ですが、その差額は何と!?
¥27,000.
日経平均が一日で¥5,000アップした位に驚きました。有り得ん・・・!
でも一瞬の入力ミスが招いた結果です。身分不相応なホテル予約が招いたツケですね。
しかし、即座に了承できる金額ではありません。この金額ならちょっとしたホテルへもう一泊、いや二泊できるじゃありませんか。
ダメ元で高額になるのでキャンセルはできませんか?と問うと一応その場でホテルへ連絡してもらいますが、やはり責任者不在なのでメールで回答するとのこと。
返信はまた翌日で想像どおりキャンセルは不可との事でした。苦笑
文面で気になったのは「ペナルティなしのキャンセルは同意できません」
キャンセル不可の予約なので仕方ありませんが、文書の「ペナルティ」の具体的内容に興味があったので再度メールしましたが、、、
今だに返事はありません・・・・
認識の甘さに反省
最近ちょっと世の中なめてました。
日本で名だたる航空会社のコールセンターは物凄く丁寧です。しかも厳しいであろう要求にも応えてもらえることさえあります。
それはLCCよりも料金が高いこと、利用回数が多い事に起因するサービスかも知れません。
でもね。顧客ファーストの考えは、顧客満足度の高い一部の企業だけなんですよ。
例え高額商品であっても、それなりの利用を重ねてもルールどおりの対応しかしない企業もあるんです。
ぬるま湯にどっぷり漬かってた自分に気付きました。
世の中そんなに甘くはありません。猛省しなきゃならないですね。
お勉強させていただきました。
予約サイトの闇
納得はいきませんが、墓穴を掘ったのは私です。追加で¥27000支払うか?キャンセルして全額捨てるか?
ある意味究極の選択ですが、いくらなんでもざっくり「うまい棒」 1500本分をドブに捨てるわけにはいきません!
しかし、捨てる神ありゃ、拾う神ありです! 連絡する前に本日の価格の確認をすると業者の価格が言われた差額金額より¥15000ほど安くなってるじゃありませんか!?
ちょっと気分が晴れたので早速コールセンターへ連絡します。
今度は男性の担当者が対応してくれます。
日付条件変更で差額を払う旨を伝えます。
すると、担当者が口にした金額は????
¥27,000の差額をお支払いください!!
私のPCでたった今表示されているのは何度みても差額¥15,000の価格が表示されてます。
不思議に思い、担当者に問いかけますが、「弊社のWeb表示価格はあなたの言う表示価格ではありません!!」 を繰り返すのみです。
価格の変更は、その時のレートって言ってましたよね!
何故、表示価格が異なるのかの回答は一切ありません。
結局そう言うことなんですね?!
コールセンターの担当者からは顧客に寄り添った言葉はありません。感じられるのはマニュアルどおりの会社が不利にならないような模範解答?ばかりです。
きっと担当者に裁量権は無いんでしょう。話しているうちに彼ら、彼女らが可哀そうに思ってきました。
なんだか深い闇を感じましたが、結局私が招いた結果です。
もう疲れました・・・・
ホテル予約するならキャンセル可能が絶対有利
宿泊予約する場合、どうしても価格に左右されるのは仕方ありません。
しかし、安い価格にはこのケースのようなリスクも内在しています。
よく言われる安物買いの銭失いです。
結果、リスク・リワードを考えると「キャンセル可能・予約変更可能」なプランが一番です。
取りあえず、部屋を押さえる。
価格は後日検索し、安い価格が見つかれば予約をキャンセルして、再予約するのが賢い予約方法です。
旅行予約サイトでも「最低価格保障」を表示しているので交渉するのも手段のひとつですね。(認めてくれた場合のみですが・・・・)
また、ホテルに特化したカードを発行して上級会員になるのもひとつの方法です。世界中展開しているマリオット、ヒルトン、IHGなら安心して魅力あるホテルを選べます。
SPGカード 審査、限度額で分かったこと 発行した理由など
最後に
Web予約は、優れた検索機能と適正価格が直ぐに分かった上で予約が出来るので大変重宝です。
反面、どんな些細な入力ミスも許されないデメリットもあります。
わたしのように一度入力間違いをすると、安価を求めるはずが逆に大損になるケースも有り得えます。
海外資本の旅行サイトは国内優良企業と違いと違い、契約において客と対等の関係です。顧客ファーストと掲げていても、規約が最優先されるので甘さを求めるのは禁物です。
みなさん是非、Web予約は慎重におこなってください。
恥をさらしましたが私の様な単純ミスで、折角の旅行が行く前からトーンダウンにならないことだけは望みます。
◎◎◎.COMさん! もう少しお客に寄り添った対応お願い出来ませんか?
追伸
旅行は4泊を予定しているので後2泊はどうしよう・・・その地の最高ランクホテルからのドミトリー宿泊。こうなれば居直って落差を楽しむのもアリかもですね。
今はもう居直ってます 笑
何処かの誰かひとりでも役に立てば幸いです。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !