ニューヨークと言えばタイムズスクエアってよく耳にする観光地名です。
年中、昼夜問わず人が溢れている場所って聞いてたので、どんな所だろうってことで実際に歩き回ったレビューです。
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場所はマンハッタン島のど真ん中。ミッドタウンと呼ばれる中心地です。
詳しくは、マンハッタン島42丁目7番地、ブロードウェイ交差点を中心にした場所です。地下鉄の駅は、タイムズ・スクエア駅になります。
セントラルパーク、メトロポリタン美術館、アメリカ自然史博物館、5番街からロックフェラーセンタービル、ブライアント公園、エンパイヤステートビルへの観光名所の行き帰りに必ずとおる交通の利便性も高い場所に位置しています。
世界一高額なビルボード
タイムズスクエア周辺は巨大なビルボードが建物の外壁に所狭しと飾れています。広告主は世界中の企業が連なり、ネオンサインであったり巨大ディスプレイに企業イメージを高め、目立つようなデザインや動画が写されています。
ディスプレイも平面だけでは無くて、3D(曲面)デザインされたものもあり、技術の革新はこんな所でも生かされているようです。
年間5,000万人もの観光客が集まり、年末にはカウントダウン中継もなされる場所なので広告費用も莫大で、場所にもよるようですが、1カ月3,000万円~4,000万円以上と非常に高額です。
以前は、メインビルボードに日本企業も名を連ねていたようですが、今は見る影もありません。ここに来れば今一番勢いのある企業は何処かが分かるほどです。
私は秋に訪れたましたが、イベント開催の無い日でも昼夜問わず人で溢れかえっているのは驚きです。世界中から集まっているようですが、アジアから遠いこの地では、やはり欧米人が多く、アジアを含め中華系観光客はまだ少ない印象を受けました。
カウントダウン日には、このスクエアが人で埋まり真冬のこの地で8時間も前からその時を待つようですが、無料コンサート、スターが繰り出されるイベントも開催され、祭り好きな人には聖地のような存在です。
日本では、ファストファッションで人気を集めている「H&M」もここアメリカでは最高の場所にディスプレイボードだけに留まらず店を構えています。
賃貸料の高いはずのこの場所に店を構えるほどですから、宣伝以上に収益が見込まれるんでしょうね。
ブロードウェイミュージカル
周辺には、ブロードウェイ・ミュージカルが上演されている各シアターが所狭しと並んでいます。同時にミュージカルのPR兼ねた派手なディスプレイが至る所に見受けられます。
どれも巨大でカラフルなので見てるだけでも飽きません。きらびやかな街を見たい方には夜が良いですね。
初めてブロードウェイミュージカルを観劇しましたが、価格に見合う価値あるショーが途中休憩をはさみ、2時間以上も繰り広げられたのは驚くばかり。
舞台、演出、キャストすべてがパーフェクト。観客と一体になって盛り上がるショーは必見です。ミュージカルに興味がない方でもきっと楽しめるはずです。
英語に堪能で無い限り、セリフの多いミュージカルは不安を感じますが心配ありません。翻訳レシーバーを貸し出してくれます。これがあれば更に楽しめるはずです。
ただし、夜の公演は終焉時間が遅くなるので帰宅する交通手段は前もって調べておいた方が良いかも知れません。
路上パフォーマー
ストリートパフォーマー(タイムズスクエア 2018)
タイムズスクエアにはストリートパフォーマーが数多くいます。ジャンル、レベルは多岐に渡りますが、観光客を楽しませるおもちゃ箱のような場所でもあります。
著名なキャラクターに成りきる者、上半身ヌードになった女性パフォーマー、体育会系など昼夜問わずパフォーマンスを繰り広げています。
ただ、写真撮影は有料としているパフォーマーもいるので注意は必要です。
ニューヨークを訪れる観光者は誰でも一度は行くタイムズスクエアは、賑やかで華やかなアメリカの一面を表す代表的な場所です。
季節によって大きなイベントも開催され人々を魅了していますが、それ以外の日でも十分楽しめる所なのでお勧めできる観光地であることは間違いないようです。
治安
現在において、ニューヨークで犯罪件数の多いのは「ブルックリン地区」「ブロンクス地区」と言われています。
タイムズスクエアを含む「ミッドタウン地区」ではスリ、置き引き等の軽犯罪は、どの国の観光地と同様に多いですが、以前のような重大な殺人事件はかなり減っているようで比較的安全です。
人通りの多い道を歩けば夜でもさほど怖がることはありません。
目に付きそうな高額貴金属を身に着けず、その場所に馴染んだ服装で楽しむのが一番ではないでしょうか。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。
しーゆー ねくすとたいむ いふ ゆー うぉんと !